宇宙の有機物の塵の物質同定とその一生の理解は、地球に存在する生命が、広く長い宇宙の歴史において、いかにありがたくもありふれたものであるかを知ることに直結し、宇宙生物学、天体化学、地球惑星科学、さらには学際的に広く価値が共有される研究対象である。本研究の成果は、2021年8月26日に東京大学において明星大学及び北海道大学と共同で、『新星爆発で生まれる有機物の地理の合成に成功』として、記者発表 (https://www.s.u-tokyo.ac.jp/ja/press/2021/7522/)を実施し、時事通信、朝日新聞のwebニュースのほか、東京新聞、中日新聞に掲載された。
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