研究課題
中心にマグネターを有する超新星残骸RCW103に対してX線回折格子を用いたX線精密分光を行い、星周物質起源の低温成分から、窒素輝線の初検出に成功した。これにより窒素と酸素の組成比と恒星進化モデルの比較を行うことで、本研究課題である親星の制限を行えることを明らかにした、この研究は理論研究者との議論を経て、査読付き論文として出版を行った。また学生が国際学会で口頭発表を行った。並行してXRISMの開発研究を継続して行い、とくに前年度は軟X線検出器の単体試験を完了し、システムへの引き渡しを行い、衛星環境試験で性能に問題ないことを確認した。さらに種子島の射場試験でも性能試験を行い問題ないことを確認した。この結果、XRISMは今年中に打ち上げを行う予定である。
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すべて 雑誌論文 (4件) (うち国際共著 1件、 査読あり 4件)
The Astrophysical Journal
巻: - ページ: -
Publications of the Astronomical Society of Japan
巻: 74 ページ: 1143
10.1093/pasj/psac060
巻: 74 ページ: 757
10.1093/pasj/psac033
巻: 933 ページ: 101
10.3847/1538-4357/ac738f