• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2023 年度 研究成果報告書

家屋浸水時の状況を3D表示できるインターネットサービスの開発

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 19K04003
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分17030:地球人間圏科学関連
研究機関岡山理科大学

研究代表者

島田 英之  岡山理科大学, 工学部, 教授 (70268598)

研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2024-03-31
キーワード浸水 / 3D表示 / インターネット / Webブラウザ / MMS / Mobile Mapping System
研究成果の概要

平成30年7月豪雨では,岡山県倉敷市真備地区において,浸水ハザードマップによる危険性が十分に認知されず屋内にて多くの犠牲者が出た。本研究では,MMS (Mobile Mapping System,移動計測車両) で真備地区を走行して得た点群から広域3Dシーンを構築してインターネットで配信し,現実の標高に基づく詳細な浸水状況を3D表示できるWebサイトを開発した。利用者は,容易な操作で3Dシーン中に車や人のモデルを配置し,浸水した道路の歩行や,冠水時のアンダーパスの通過にどの程度の危険が伴うかを視覚的に確認できる。

自由記述の分野

地理情報処理

研究成果の学術的意義や社会的意義

広域をレーザスキャンして得た膨大な3D点群から面を生成して3Dモデルを構築するには,通常は人手による作業を要するため,新規の3Dモデル作成やその後の更新は容易ではない。本研究は,MMSで道路を走行して得た高密度の3D点群を様々に処理し,インターネットで配信可能な3Dシーンにまで自動変換する一連の技術を含み,3D点群データ処理技術としての学術的意義がある。また,多くの地域の3DモデルがWebブラウザで配信されることで,身近な地域で発生しうる浸水状況をリアルに確認でき,防災意識が高まるという社会意義がある。

URL: 

公開日: 2025-01-30  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi