本研究は、温度制御槽を具備する六軸ランダム振動試験装置を用いて、マイクロ接合構造の多軸ランダム振動に対する破壊挙動を予測するための手法を確立することを目的としている。実耐熱性樹脂の密着性評価手法の高度化を目的として,有限要素解析ソフトを用いた応力シミュレーションを実施した.Cohesive Zone Model(CZM)モデルを用いた界面のエネルギ解放率推定により定量的な界面強度評価が可能となった。HALT試験装置を用いて振動試験を行うとともに,時刻歴応答解析により試験片に生じる応力評価を実施した。
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