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2022 年度 研究成果報告書

固体電解質を用いたGaN表面の電解援用ドライポリシングの開発

研究課題

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研究課題/領域番号 19K04117
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分18020:加工学および生産工学関連
研究機関立命館大学

研究代表者

村田 順二  立命館大学, 理工学部, 准教授 (70531474)

研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2023-03-31
キーワード研磨加工 / 陽極酸化 / 固体電解質
研究成果の概要

本研究では、固体高分子電解質を用いた環境調和型電気化学機械研磨について提唱し、ワイドギャップ半導体の高効率な研磨法を開発した。固体高分子電解質と砥粒を含有させたイオン伝導性パッドを用いることで、薬液を一切用いずに高効率に研磨が可能であることを見出した。本加工法により、従来研磨法の約10倍の加工速度を得ることができ、数分間の研磨によって表面粗さを50 nmから1 nm以下まで低減することが可能となった。

自由記述の分野

精密加工

研究成果の学術的意義や社会的意義

研究では、固体高分子電解質を用いた環境調和型電気化学機械研磨(ECMP)について提唱し、ワイドギャップ半導体の高効率な研磨法を実現した.本加工法は、高い加工速度が得られるためウェハ表面のダメージを高速に除去し、表面粗さも短時間で低減することができる。そのため、従来技術に比べて加工時間を大幅に短縮できる。また、薬液を一切用いないことから、廃液処理のコストも低減でき、環境負荷の少ないウェハ製造技術として期待できる。

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公開日: 2024-01-30  

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