研究課題
基盤研究(C)
本研究では大規模次元の設計変数空間を扱う大域的な最適化手法として、次元削減技術を活用して設計変数空間を低次元化する手法や、機械学習技術を活用した効率的な手法を提案し、その有効性を示した。垂直軸型風車形態の設計問題において検討を行い、その翼端板形態やブレード翼形状の最適設計を実施した。その最適化結果から、垂直軸型風車の性能向上に対する有益な設計知見を抽出する事ができた。
流体力学、設計工学
本研究成果の意義として、大規模次元の最適設計問題を効率的に解くための手法を提案できたため、複雑な形状・形態の設計を短期間で効率的に実施する事が可能になったと言える。また、垂直軸型風車の最適設計を実施し、その性能向上に対する重要な設計因子を検討・考察することができたため、より発電効率の高い垂直軸型風車の設計指針を明らかにする事ができた。