| 研究課題/領域番号 |
19K04245
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| 研究機関 | 東京電機大学 |
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研究代表者 |
小林 佳弘 東京電機大学, 工学部, 准教授 (00550576)
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| 研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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| キーワード | ＰＭ / Ｓｏｏｔ / ＰＡＨ / 熱分解 / 低温酸化反応 |
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| 研究実績の概要 |
液体燃料を用い任意の雰囲気温度（衝撃波管よりも低温となるおよそ800K～1300Kの範囲）および酸素濃度で加熱することで熱分解や低温酸化可能な反応流動管試験装置を用い，無酸素条件下での各雰囲気温度において炭化水素燃料の熱分解によって生成されるPM（Soot）および各種PAHsについてサンプリング（直接サンプリングやフィルタ法）し分析を行った．本年は反応流動管試験装置により酸素を0～0.23%の濃度範囲で添加した場合のドデカン熱分解（加熱温度はおよそ800K～1300Kの温度範囲）により生じるPAHsおよびすすの測定を実施した．その結果，ドデカンにおいても芳香族の場合と同様に酸素の有無によって生成されるPAH種が異なることを明らかにした．なおこの結果は数値解析結果とよく一致していた．さらに数値解析と比較を行うために流動管内の詳細な温度測定も実施した．
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| 現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
理由
ドデカンを燃料とした際に炉入口手前で凝縮を防ぐためにやや高温にしておく必要があり，詳細な温度測定をする必要が生じた．しかしながら当初の研究計画とほぼ同様の進捗であった．
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| 今後の研究の推進方策 |
当初予定していた研究計画通り,ＰＭの性状調査を実施していく．
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| 次年度使用額が生じた理由 |
当初予定していた物品費を安く購入できたため．
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