研究課題
基盤研究(C)
本研究では,反応流動管試験装置によりドデカンを当量比=∞,6.2および2.8の条件でおよそ1050 K~1350 Kの範囲で加熱し生成されたPMとPAHの測定を行った.その結果,酸素濃度が低い条件ほど低温域からPMが生成され,高温になるほど生成量は増加していくことが分かった.さらに,反応流動管をモデル化し,CHEMKINを用いた数値解析も行った.数値解析ではHu Wang et al. modelを用いた数値計算結果がGC測定結果と概ね近しい結果が得られた.
熱工学
火炎温度よりも低温のおよそ1050 K~1350 Kの範囲で加熱することで熱分解や酸化反応によってPMやPAHが生成されることが明らかになった.