研究課題/領域番号 |
19K04298
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分20020:ロボティクスおよび知能機械システム関連
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研究機関 | 兵庫県立大学 |
研究代表者 |
荒木 望 兵庫県立大学, 工学研究科, 准教授 (10453151)
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研究分担者 |
中谷 真太朗 鳥取大学, 工学研究科, 講師 (10781700)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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キーワード | ブレイン・コンピュータ・インタフェース / 視覚誘発電位 / 視交叉 |
研究成果の概要 |
本研究では,一定周期の点滅刺激を注視した際に現れる脳波を用いたブレイン・コンピュータ・インタフェースを高度化するため,ヒトの視交叉の構造により現れる脳波の強度分布を利用した新しい手法について検討を行った. その結果,視点に対して点滅刺激を行う位置を変化させることで後頭部の視覚野における脳波の強度分布が変化することを確認し,この分布を利用した新たなインタフェースを提案した.このインタフェースでは点滅周期の異なる2つのパターンを画面上に配置することで,水平軸上に配置した7つの注視点のうち,どこに注目しているかを 90% 程度の精度で分類することが可能であることを示した.
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自由記述の分野 |
計測制御工学
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では視覚刺激型のブレイン・コンピュータ・インタフェースについて研究を行い,ヒトの視神経の特性である視交叉によって生じる脳波の強度分布を利用することで,少ない刺激パターン数で多くの注視点を分類できる可能性を示した.このような脳波利用インタフェースはメニュー選択や機器操作を非接触で行えるデバイスとして,福祉関連やゲームなどのエンターテインメント分野でも利用が期待されているものである.今回の結果は今後の脳波利用機器の実用化に資するものであると考えられる.
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