研究課題/領域番号 |
19K04418
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分21030:計測工学関連
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研究機関 | 国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
研究代表者 |
飯田 仁志 国立研究開発法人産業技術総合研究所, 計量標準総合センター, 主任研究員 (40392584)
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研究分担者 |
木下 基 国立研究開発法人産業技術総合研究所, 計量標準総合センター, 研究グループ長 (00415671)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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キーワード | テラヘルツ計測 |
研究成果の概要 |
本研究では、テラヘルツ波技術の応用において課題となっていた、高感度絶対パワー測定のドリフト抑制技術を開発した。ドリフト要因を特定するための周波数成分分析技術と、安定な微弱パワーを制御するために不可欠な精密減衰量校正技術を開発したことによって、リアルタイムドリフト補償の基本技術を実証し、測定時間の高速化と微弱テラヘルツ波パワー測定の不確かさ評価に関する重要技術の開発に成功した。
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自由記述の分野 |
計測工学
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
テラヘルツ波を安心安全に利用するためには、出力されるパワーを高精度に測定する技術の開発が期待されていた。特に、微弱パワーの精密測定には課題が多く、技術革新が進んでこなかった。そのブレークスルーとして、センサのドリフト抑制技術を開発し、微弱パワー測定の不確かさ改善を実現したことによって、テラヘルツ波応用製品の信頼性や性能向上に貢献することができるため、今後の産業応用を加速することができる。
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