今後の研究の推進方策 |
これまでに提案したタスク割当法の動的領域被覆に対する応用や,補助金を用いたマルチエージェントシステムの制御法の出発時刻選択を含む利己的ルーティングに対する応用などに引き続き取り組んでいきたい.特に,これまで滞りがちであった,研究成果の発表に積極的に取り組みたい. また,これまでに提案した,総額をパラメータとし各戦略をとるエージェントに対して目標状態に依存した配分率で配分することで目標状態を安定化する制御器を,補助金配分を通して利己的エージェント集団と相互作用するエージェントととらえなおすことで,補助金を用いた目標状態の安定化制御器の,制御エージェントとしてのモデル化と解析に取り組みたい.
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