研究実績の概要 |
2020年度に行う予定であった教師へのヒアリングや追加の行動観察調査は、2021年度も、covid-19の影響により行う事が出来なかった。よって、オランダ、フィンランド各国の事例において追加調査による記録の採取、分析結果の確認が不十分であるが、まずは、2020年度までに採取した行動観察記録およびヒアリング、アンケート結果を用いて 日本とオランダ、フィンランド各国間の比較分析を行い、1,科目別・学年別にみたICTの活用方法および2,科目別・学年別にみた「主体的・対話的学習」に対応した空間計画方法について明らかにすることが概ね完了した。これらの研究結果は、「ICT を活用した学習空間の計画に関する研究 東京都内の先進事例を対象として, 日本建築学会学術講演梗概 2021年, E-1, pp.487-488」、「学校建築のいま/海外編 No.5 フィンランドの小学校におけるICTを用いた学習環境, スクールアメニティ, 2021年1月号 pp. 25-29」等に寄稿したほか、「2021年4月1日 日本建築学会教育施設小委員会、ニューヨーク建築士協会とのジョイントミーティング「Tokyo – NYC Design Share: Reflections on School Design Beyond COVID-19」、「2021年6月17日 日本建築学会教育施設小委員会研究会「学校建築タテヨコナナメver.6 学校建築の壁の計画」 場所:内田洋行」、「2021年6月19日 講演「これからの学校建築のつくりかた, 近畿大学建築学部」、「2021年11月23日 講演「未来の学校建築のつくりかた- オランダ、スウェーデン、フィンランドを横断して, 東洋大学ライフデザイン学部」等で講演を行った。
|