研究課題/領域番号 |
19K04801
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分23030:建築計画および都市計画関連
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研究機関 | 福山大学 |
研究代表者 |
大島 秀明 福山大学, 工学部, 教授 (10412313)
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研究分担者 |
酒井 要 福山大学, 工学部, 助教 (10235103)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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キーワード | 複合図書館 / 滞在型利用 / 複合施設 / 地域拠点 |
研究成果の概要 |
本研究は、複合施設内の公共図書館を対象として滞在型利用の視点から、単独施設と異なる複合図書館固有の計画条件を明らかにすることを目的とした。分析の結果、複合型図書館の運営の基本方針は、滞在型利用を採用している図書館の比率が最も高く、滞在型利用の運営方針の導入時期は、計画段階から導入した比率が最も高い。施設が複合することで起きる連携状況と複合化によってもたらされる効果は、施設全体の共用ホールから入る場合に、図書館と他の施設の連携がより多くなること、また連携が多い施設は公民館と生涯学習センターであった。さらに、図書館と地域内施設との連携のし易さの実態を施設間距離と都市的条件をもとに見出した。
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自由記述の分野 |
複合図書館の計画
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究課題の学術的意義は、従来、複合図書館を対象とした研究・報告は少なく、複合図書館における滞在型利用については十分な研究成果が得られていない中で、複合図書館の滞在型利用に着目した点である。分析により、複合図書館の施設整備内容と滞在型利用の運営方針との関連性、エントランスの平面タイプと施設連携との関係等を明らかにした。また本研究課題の社会的意義は、複合図書館を地域の都市的空間として捉え、滞在型利用の視点から、単独図書館と異なる複合図書館固有の計画的知見を提示したことである。特に、図書館と地域内施設間との距離は、施設連携に影響があり、今後の地域内連携の可能性を示唆した。
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