研究課題/領域番号 |
19K04831
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研究機関 | 独立行政法人国立文化財機構奈良文化財研究所 |
研究代表者 |
李 暉 独立行政法人国立文化財機構奈良文化財研究所, 都城発掘調査部, アソシエイトフェロー (30772751)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2024-03-31
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キーワード | 出土鉄斧 / 大工道具 / 製材技術 / 建築造営 |
研究実績の概要 |
本研究は、中国と日本の伝統的大工道具に関する比較研究を通して、東アジアの建築文化圏における古代建築造営の技術のさらなる解明を目指すものである。 第2年度となる本年度は、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、中国と日本における現地調査を次年度に延期し、近年の中国における発掘調査で出土した、建築の造営に用いられたと考えられる大工道具に関する整理作業を実施した。 本研究の成果の一部として、日本建築学会大会にて、古代中国の出土鉄斧と鉄[金へん+奔]について報告した。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、中国と日本における現地調査を次年度に延期したが、近年の発掘調査報告資料の整理作業に集中することができた。
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今後の研究の推進方策 |
新型コロナウイルス感染症拡大の収束時期が読めないため、発掘調査報告の整理を優先して進め、大工道具別に研究成果をまとめ、発表する。
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次年度使用額が生じた理由 |
コロナ感染拡大防止のため、中国現地調査を延期し、調査費用を次年度に繰越しとなった。現地調査の実施に使用する予定。
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