ローコストで自作可能なコンポストトイレを提案した。また、在宅避難時のストレスや睡眠障害等の健康被害を未然に防ぐ必要があるため、排泄時の糞便性状から健康のセルフモニタリングが可能な装置をコンポストトイレに組み込むことを検討した。健康モニタリングとして、機械学習を用いた糞便性状の判別を検討した。また、ケナフを植えた竹式傾斜土槽システムによる尿の浄化性能とケナフの尿浄化に対する適性について検証した。ケナフを植えることで微生物が増殖し有機物の分解と硝化効果が促進されることが分かった。 これらの提案により、災害発生直後から仮設トイレが増設されるまでの期間の生活を守ることが可能となる。
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