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2021 年度 研究成果報告書

白金族錯体の溶解性制御技術の確立及びパラジウム選択沈殿剤開発への展開

研究課題

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研究課題/領域番号 19K05116
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分26060:金属生産および資源生産関連
研究機関国立研究開発法人産業技術総合研究所

研究代表者

鈴木 智也  国立研究開発法人産業技術総合研究所, エネルギー・環境領域, 主任研究員 (80748624)

研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2022-03-31
キーワード白金族金属 / 沈殿分離 / 湿式製錬 / 密度汎関数法
研究成果の概要

パラジウム(II)(Pd(II))のみを沈殿させるフルオロピリジンとPd(II)及び白金(IV)(Pt(IV))を沈殿させるヨードピリジンの性質を、実験的、計算化学的アプローチにより検討し、ハロゲノピリジンのPd(II)/Pt(IV)間における金属選択性の発現メカニズムを研究した。メカニズム解析については、密度汎関数計算を利用し沈殿反応エネルギーを評価した。

自由記述の分野

分離化学

研究成果の学術的意義や社会的意義

白金族金属の分離精製は、溶媒抽出法が主に利用されている。しかし、近年においては製品中の白金族金属濃度の低下や性能向上のための添加金属の影響により、従来の分離手法では対応できないケースが増えてきている。それ故、従来プロセスよりも簡便でありながら、極めて高い選択性でPdを分離可能な沈殿剤の開発を行った。また、高性能な沈殿剤を開発する上で、Pdと沈殿剤の反応メカニズムに関する知見は、沈殿剤の設計や分離条件の設定等において極めて重要となるため、本研究においては沈殿反応のモデリングにも取り組んだ

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公開日: 2023-01-30  

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