研究成果の概要 |
フェムト秒時間分解分光により、以下の2つの研究成果を論文として発表した。 1) 色素フェノールブルーはプロトン供与性溶媒中で、励起状態より超高速の無輻射失活を起こし、吸収した光エネルギーを熱として放出し、溶媒との水素結合が開裂することを解明した。【C. Ota, et al., J. Phys. Chem. B, 125, 10832 (2021)】 2) インジゴ誘導体の光異性化反応について、トランス体よりもシス体の励起状態は、隣り合うC=O基の反発により不安定であることを解明した。【Y. Kihara, et. al., J. Phys. Chem. B, 126, 3539 (2022)】
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