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2021 年度 研究成果報告書

プラズモニックウィスパリングギャラリーモードを利用した有機材料の量子状態制御

研究課題

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研究課題/領域番号 19K05632
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分35030:有機機能材料関連
研究機関兵庫県立大学

研究代表者

小簑 剛  兵庫県立大学, 理学研究科, 准教授 (20547301)

研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2022-03-31
キーワード表面プラズモン / 量子状態制御 / MEMS / 分散関係計測 / 波動光学シミュレーション / WGM / モード結合
研究成果の概要

以下の成果が得られた。(1) WGM共振器に用いる薄膜材料の特性評価プロトコルの作成、(2) 表面プラズモンのWGMと結合した励起子ポラリトンからの発光スペクトルの先鋭化およびその波長制御、(3) 光WGM共振器における先鋭化波長制御、(4) 光物理現象への応用1:エネルギー移動、(5) 光物理現象への応用2:一重項分裂。特に(2)について、金属のWGM共振器が表面プラズモンの伝搬長と同程度である場合、WGM共振器の共鳴波長において自然放射増幅光に基づくスペクトルの先鋭化は起こらない一方で、伝搬長を延伸する工夫を講じることで先鋭化を実現できる可能性を見出した。

自由記述の分野

ナノフォトニクス プラズモニクス

研究成果の学術的意義や社会的意義

この成果は表面プラズモンが関与するマイクロ共振器を利用することにより有機材料の励起状態制御が可能であることを示すものである。また、この成果に立脚して、光・電子デバイスの発光波長や発光効率といった基本的な特性の向上に繋がる技術の開発が期待される。

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公開日: 2023-01-30  

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