分離糸状菌 Clonostachys rosea B5-2 と Nectria pseudotrichia B69-1の二種の菌類を共培養することにより、5種の化合物を単離した。それらは、構造解析の結果、furanocochlioquinol (1) と furanocochlioquinone (2), nectrianolin D (3)であり、化合物 4 と 5 は既知物質であった。ヒト前骨髄性白血病細胞株に対する毒性試験においては、化合物1が一番強い毒性を示した。Arthrinium marii M-211株のりんごジュース培地より、二種の新物質を明らかにした。
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