環状イソマルトオリゴ糖生産株であるPaenibacillus agaridevorans T-3040株のゲノム情報より2種類のキシラナーゼ遺伝子を有し、一方がキシロビオース、もう一方がキシロース生産酵素であると推定された。リボゾーム工学法によりキシラナーゼ活性が上昇した変異株を2株得た。2株の2つのキシラナーゼ遺伝子とも野生株よりも発現量が増加していたことがリアルタイムPCRで確認された。一方、土壌などからキシラナーゼ、ιカラギーナーゼ、アガラーゼ、グルカンなどの生産株、ポリエチレンテレフタレート分解菌、ポリスチレン分解菌を分離し、それぞれ育種を行った。
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