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2021 年度 実施状況報告書

プロバイオティックスによるアスピリン小腸粘膜傷害改善の病態解明

研究課題

研究課題/領域番号 19K05867
研究機関東海大学

研究代表者

鈴木 孝良  東海大学, 医学部, 教授 (40287066)

研究分担者 松嶋 成志  東海大学, 医学部, 教授 (60280947)
研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2023-03-31
キーワード小腸粘膜傷害 / アスピリン / Lactobacillus gasseri
研究実績の概要

本研究は、アスピリンによる小腸粘膜傷害に対するプロバイオティクスの効果を評価するため、対象を①対照群(20床例)、②プロトンポンプ阻害剤内服群(20症例)、③アスピリン・プロトンポンプ阻害剤内服群(20症例)の3群に分け、Lactobacillus gasseriを6週間服用させることで、プロバイオティクスの小腸粘膜傷害の改善効果を検証するものである。
これまでに、各群20症例のエントリーが終了し、採便検査、下部消化管内視鏡検査(TCS)を偶発症なく施行した。また、TCS終了後に6週間LG21摂取後の採便検査も終了している。
現在、LG21摂取前後の便中カルプロテクチン測定や腸内細菌叢などの解析を行っている。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

4: 遅れている

理由

新型コロナウイルス蔓延の影響で通常外来診ができない期間が続き、また大腸内視鏡検査が約3か月全面ストップとなるなど、患者エントリーと臨床試験の進行に大きな妨げとなった。しかし、何とか目標症例数の60例のエントリーが終了した。

今後の研究の推進方策

サンプル採取が終了していることから、今後はサンプル解析を早急に行い本臨床研究の結果解析を行いたい。

次年度使用額が生じた理由

新型コロナウイルス蔓延の影響で、患者エントリーと内視鏡検査が滞り、計画に遅延が生じた。しかし、現在すべてのエントリーが終了しサンプル採取も終了したとこから早急に結果解析を行う予定。残額については、LG21摂取前後の腸内細菌叢解析に使用する予定。

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公開日: 2022-12-28  

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