大型機械での飼料用ダイズ生産体系の確立を上位目標とし、数種のダイズ品種を用いて,飼料用ダイズの再生性について調査するとともに、ローズグラス混播条件下における播種方法・播種密度について検討した。再生性については、フクユタカおよび小浜ダイズでは,いずれの刈取り高さ(12cmおよび7.5cm)でも再生が確認された。播種方法および播種密度については、散播条件、条播条件ともに同程度のダイズ割合であったことから、飼料生産で一般的に用いる作業機(ブロードキャストなど)による散播が可能であり、またダイズ播種量を加減することで全体収量に対するダイズ割合を調整することが可能となることを明らかにした。
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