研究課題/領域番号 |
19K06113
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研究機関 | 専修大学 |
研究代表者 |
小林 昭裕 専修大学, 経済学部, 教授 (60170304)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2023-03-31
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キーワード | 室蘭公園 / 社会文化 / 歴史 / 開設 / 消失 / 行政 |
研究実績の概要 |
2021年5月日本造園学会に於て、「旭川市,常磐公園と神楽岡公園の開設前後と変遷に関する社会文化的視点からの史的考察」の発表を行い、市街地形成と公園との関係性について有意義な学術的知見を得た。 2021年度、日本造園学会、ランドスケープ研究に「室蘭公園の開設から消失に至る過程に対する社会文化的観点からの史的考察」を投稿し受理され、論文集に掲載されました。また、関連する研究として 2021年12月に造園学会関東支部大会に「文化的生態系サービスとの連携による自然公園における文化的景観の保全活用」を発表いたしました。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
1: 当初の計画以上に進展している
理由
コロナ感染下ではあったものの、当初の予定通り、室蘭公園に関する研究成果を論文として学会誌に掲載しただけでなく、文化的景観についても学会発表を行うことができた。 また、高岡公園、新潟公園についても、論文作成に向けた資料収集など、一定の準備を遂行しつつある。
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今後の研究の推進方策 |
研究期間を1年間延長したことにより、高岡公園、新潟公園に関して論文作成の作業を進めて、学会誌に投稿するため、現地調査をはじめ、確実に調査を推進する予定である。 また、作業を中断していた、長崎、帯広、青森、大分についても、できる限りの情報収集を展開する予定である。
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次年度使用額が生じた理由 |
コロナ感染拡大に伴う行動規制によって、現地での調査、対面での聴取作業、図書館への入館規制や現物情報の収集作業が中断に追い込まれ、当初予定した調査作業を延期せざるをえなかったため。
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