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2022 年度 研究成果報告書

原木露地栽培シイタケの放射性セシウムによる追加汚染のメカニズム解明

研究課題

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研究課題/領域番号 19K06177
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分40020:木質科学関連
研究機関国立研究開発法人森林研究・整備機構

研究代表者

平出 政和  国立研究開発法人森林研究・整備機構, 森林総合研究所, 主任研究員 等 (20353823)

研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2023-03-31
キーワード追加汚染 / 原木栽培シイタケ / 交換性セシウム
研究成果の概要

本研究の目的は放射能汚染地域にて原木露地栽培シイタケに見られる追加汚染のメカニズム解明であり、土壌中の放射性セシウムがほだ木を介して子実体に移行するか検討した。解明に先立ち、子実体に吸収されるセシウム濃度は、ほだ木中のイオン交換態セシウム濃度に強く影響されることを明らかにした。福島県にて採取した放射性セシウムを含む土壌上にて15ヶ月間原木栽培を実施したが、土壌からほだ木への放射性セシウムの移行は認められず、また子実体に顕著な汚染は認められなかった。土壌中の放射性セシウムは土壌鉱物に強固に吸着されており、土壌中の放射性セシウムは追加汚染源ではないと推測される。

自由記述の分野

きのこ学

研究成果の学術的意義や社会的意義

汚染地域における原木しいたけ栽培は、直接汚染と追加汚染による被害を被った。直接汚染の汚染源がフォールアウトであるのに対して追加汚染の汚染源は土壌中の放射性セシウムであり、これらがほだ木へ移行することにより追加汚染が生じると推測された。しかし、原発事故から10年以上経過して放射性セシウムは土壌鉱物に強固に吸着されたためか、土壌からほだ木への放射性セシウムの移行は認められず、また栽培現場からも追加汚染による被害は聞かれなくなった。なお、ほだ木下部に発生した子実体にはまれに若干の汚染が認められたが、これらは土壌との偶発的な接触によるためと考えられる。

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公開日: 2024-01-30  

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