研究課題/領域番号 |
19K06264
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研究機関 | 近畿大学 |
研究代表者 |
増田 忠義 近畿大学, 農学部, 准教授 (50293923)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2024-03-31
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キーワード | 気候変動対応スマート農業 / 国際共同研究 / 農村農家世帯訪問調査 / NGOとの協働 / 多様なステークホルダーとの交流 / インターディシプリナリー / 農法と作付品種の選択 |
研究実績の概要 |
令和05年02月27日から同年03月16日までの日程にて在外出張(インド)を実施し、共同研究のカウンターパートとなるオリッサ農工大学(Odisha University of Agriculture & Technology or OUAT、オディシャ州ブバネシュワル市)とJawaharlal Nehru Krishi Vishwa Vidyalaya(マディヤ・プラデーシュ州農業大学or JNKVV、同州ジャバルプル市)の2大学および大学附属の地域研究センター(Regional Research Center/Extension Office or KVK)等を訪問した。 OUATについては、Vice Chancellor(副学長、州立大学の代表)を表敬訪問し大学教員、研究員・スタッフ、学生らと研究打合せ・意見交換・交流した。またOUATとNGO法人・VARRAT(Voluntary Association for Rural Reconstruction & Appropriate Technology)との共同研究として農家世帯調査を実施した。 回収した調査票の集計作業を開始した。 JNKVVについては、先方の大学教員と研究交流として今後の共同研究プロポーザルのドラフト作成、研究方針と体制につき話し合った。 招聘を受けて参加・報告した国際ワークショップAvoiding the coming food security crisis: Novel solutions at the intersection of agriculture, environment and health(令和04年11月9-10日、イスラエル・ヘブライ大学)においても気候変動対応スマート農業が議論された。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
令和05年02月末から03月中旬に在外出張(インド)を再開し、気候変動対応スマート農業にかかる研究パートナー大学、地域研究所、農村振興に携わるNGOそして農村農業者と交流の機会が復活、農村農家世帯調査を実施することができたから。
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今後の研究の推進方策 |
農村農家世帯調査の集計・分析作業を進める。成果を取りまとめ、国内外の学会発表、論文投稿・出版へつなぐ。分析結果・得られた知見が気候変動対応スマート農業システムの推進・改善やその施策に資することを目指す。
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次年度使用額が生じた理由 |
インド農村農家世帯調査等の諸経費清算を次年度に行うため。 諸経費清算を済ませた上、残額を分析作業ととりまとめ、学会発表や論文投稿出版等に使用する。
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