農業機械の電動化によって、低振動・低騒音化による快適性の向上が期待されるが、操縦者や周囲で作業する人たちが異常や危険状態を認識しにくくなる新たな課題が上がる。さらには、農業機械の自動化やロボット化が進む中で、人の判断を必要としない、機械が状況を判断しトラブルの予測や回避をする技術開発が必要である。 2021年度は2020年度に一部計画を変更して計測した実際の機械負荷に応じて変動する電流データを使って負荷が変動するタイミングの検出に成功した.その検出点と実際の負荷程度を判別分析し異常状態かそうでないかの分類をおこなったところ80%程度の精度で分類できた。
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