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2022 年度 研究成果報告書

ベトナムの家禽におけるニューカッスル病ウイルスの浸淫状況および抗体保有状況の調査

研究課題

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研究課題/領域番号 19K06402
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分42020:獣医学関連
研究機関鳥取大学

研究代表者

曽田 公輔  鳥取大学, 農学部, 准教授 (00582983)

研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2023-03-31
キーワードニューカッスル病 / 家禽 / ベトナム
研究成果の概要

ニューカッスル病は伝播力が極めて強い鳥類の主要なウイルス性疾病である。本研究ではベトナムの家禽におけるニューカッスル病ウイルスの侵淫状況および本ウイルスに対する抗体保有状況を調べた。結果、分離されたニューカッスル病ウイルスは1株にとどまり、家禽の抗体保有率は2.3%であった。本結果から、当地の家禽においてニューカッスル病ウイルスはある程度維持されている一方で、主要な流行株となっていないことが示された。

自由記述の分野

動物感染症学

研究成果の学術的意義や社会的意義

ベトナムを含むアジア地域では継続的に高病原性鳥インフルエンザが発生している。本ウイルスの家禽における維持や拡がりを理解するためには、並行して維持されている他の病原体の性状や動態を包括的に明らかにする必要がある。ニューカッスル病ウイルスが一定数家禽で維持されていたという本研究の知見は、複数の病原体に家禽が混合感染して複雑な病態を取り得ることを示しており、当地における感染症の制御に資する情報となる。

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公開日: 2024-01-30  

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