約1500種類のイネの膜輸送体遺伝子を発現するライブラリーの構築を行った。変異体を宿主としてライブラリを構築し、防虫剤の輸送に関与する輸送体を選抜した。OsALT15を欠損したイネは防虫剤に抵抗性を示し、過剰発現したイネは、少量の防虫剤で十分な防虫効果をしめした。論文をPlant Biotechnology Journal p1-14 doi: 10.1111/pbi.13869 Impact factor 9.803 に掲載した。本研究により、イネの膜輸送体遺伝子をすべて発現する出芽酵母タンパク質発現ライブラリーが極めて効果的にスクリーニングシステムであることを証明できた。
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