研究課題
ヘムオキシゲナーゼ(HO)はミクロソーム酵素として知られているが、本研究では各種ストレス環境下において種々の細胞内小器官に局在が変化することが明らかになった。特に核内に局在化するHOに着目してその翻訳後修飾部位を検討した結果、核内に局在しているHOはLys K243とK256がアセチル化されていることが明らかになった。
3: やや遅れている
当初、HOのリン酸化、脱リン酸化に着目して研究を進めていたが、核内にもHOが局在化することが明らかになり、核内のHOの局在化に関係する因子としてアセチル化に着目して研究を進めた。
HOが種々のストレス環境下で細胞内局在が変化することが明らかになったため、その局在化に関与する翻訳後修飾の有無とその翻訳後修飾に関わる酵素、タンパク質群の同定へと研究を進める。
(理由)年度末に発注をかけたELISAキットが海外発注となり年度を跨ぐとの回答が業者からあったため、その発注分を取りやめたため。(使用計画)上記の物品については4月に改めて発注する予定である。
すべて 2020
すべて 雑誌論文 (5件) (うち査読あり 5件、 オープンアクセス 3件) 学会発表 (1件)
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