研究課題/領域番号 |
19K06673
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分44020:発生生物学関連
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研究機関 | 大阪大学 (2020-2021) 群馬大学 (2019) |
研究代表者 |
荻沼 政之 大阪大学, 微生物病研究所, 助教 (50825966)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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キーワード | 胚発生 / 組織形成 / 老化 / 代謝 / ゼブラフィッシュ / ターコイズキリフィツシュ |
研究成果の概要 |
本研究は我々の独自仮説である「エネルギー代謝経路が勾配を形成し「モルフォジェン」同様に組織パターン形成因子として働く」という考えを検証することで、発生・栄養代謝研究の新概念構築を目指した。そこでまず初めに、胚が透明であるゼブラフィッシュと、寿命が短く老化研究に最適なターコイズキリフィツシュの2種を用いてエネルギー代謝経路の代謝物であるATP、NAD+、pHをを個体レベルで可視化・定量できるレポーターラインを作製した。さらに、作製したラインを用いた解析から、胚の様々な組織形成過程や、成体組織で代謝勾配パターンを発見し、エネルギー代謝勾配による組織パターン形成機構が普遍的に働くことが分かった。
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自由記述の分野 |
発生生物学
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は、胚の組織形成過程や、成体や老化過程における組織維持過程における新概念の構築を目指した。特に、成体組織の老化を制御する機構は不明点が多く、本研究から得られた知見によって、組織老化を抑制する新しい治療法、創薬の可能性が生まれた。
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