研究成果の概要 |
伊豆・小笠原諸島においてAspegillus fumigatus関連種の多様性調査を行った。調査の結果、6種の分布が確認された。大島と式根島では A. felis, 神津島から八丈島間では A. pseudoviridinutans, 小笠原諸島では A. udagawae の出現頻度が高かった。島によらず森林よりも裸地や草地で関連種の出現頻度が高いことが明らかになった。高頻度種に対しゲノムワイドな遺伝子型決定を試み集団遺伝学的解析を行った結果、島間で明確な遺伝的分化はみられなかった。
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