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2022 年度 研究成果報告書

霊長類に対して光遺伝学を応用した神経経路選択的な伝達遮断法を実現する

研究課題

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研究課題/領域番号 19K06880
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分46010:神経科学一般関連
研究機関弘前大学

研究代表者

木下 正治  弘前大学, 医学研究科, 准教授 (60599083)

研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2023-03-31
キーワードウイルスベクター / マカクザル
研究成果の概要

本研究ではウイルスベクターを用いた遺伝子導入法をマカクザルに適用し、機能性のタンパク質を神経細胞に発現させ、遺伝子導入した神経細胞の機能を操作し、特定の神経経路の機能を明らかにすることを目的としていた。成果としては中脳上丘から視床枕への神経経路を選択的に遮断することにより上丘-視床枕経路が盲視の視覚情報処理に重要であること等を示した論文を発表した(T Isa, T Tohyama, M Kinoshita, Current Research in Neurobiology (2022) 100058)。

自由記述の分野

Neuroscience

研究成果の学術的意義や社会的意義

脳機能を解明するための遺伝子導入による研究手法は、齧歯類などの小型モデル動物などに適用され多くの重要な成果を挙げている。本研究ではよりヒトに近い霊長類(マカクザル)の脳にこの研究手法を応用した成果について報告した。本研究の成果は単に新しい知見を加えたことのみならず、霊長類の脳機能の操作可能性を示すことで、将来的にはヒト脳疾患の新しい治療法開発への示唆を与えることが期待される。

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公開日: 2024-01-30  

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