研究成果の概要 |
本研究ではウイルスベクターを用いた遺伝子導入法をマカクザルに適用し、機能性のタンパク質を神経細胞に発現させ、遺伝子導入した神経細胞の機能を操作し、特定の神経経路の機能を明らかにすることを目的としていた。成果としては中脳上丘から視床枕への神経経路を選択的に遮断することにより上丘-視床枕経路が盲視の視覚情報処理に重要であること等を示した論文を発表した(T Isa, T Tohyama, M Kinoshita, Current Research in Neurobiology (2022) 100058)。
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