研究成果の概要 |
応募者らは近年、生後1週の発達期マウスにおいて、大脳皮質の興奮性細胞が同種の細胞と選択的にgap junctionで結合する精密なネットワークを持つこと(Science, 358, 610, 2017)、またgap junctionで結合する細胞同士の活動レベルは均一化されることを明らかにした(Neuroscience, 406, 554, 2019)。活動レベル制御の回路形成への寄与を知るべく、Cav1.2を第2/3層細胞に強制発現させて人為的に亢進したところ、細胞移動と脳梁軸索投射を傷害した。本研究結果は2021年末にFrontiers in Neuroscience誌に論文発表した。
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