研究課題
本年度、感染事故が発生し全ての遺伝子改変マウスを殺処分としたため、目的となるORX-GFPマウスからのオレキシンニューロンの単離は行えていない。代わりに細胞ピッキング装置にて野生型の視床下部外側野から未染色の細胞を単離し、細胞数と抽出されるRNA量を検討した。思うほどのRNA量は取れておらず、スライス作成条件、スライス作成時間の短縮、ならびにピッキング時間の短縮を行っている。
4: 遅れている
本年度、感染事故が発生し全ての遺伝子改変マウスを殺処分としたため、目的となるORX-GFPマウスからのオレキシンニューロンの単離は行えていない。そのため、予備的な実験に留まり、本研究のコアとなる実験には着手出来ていない。
hORX-GFPマウスを起こし直し、オレキシンニューロンのピッキング条件を検討する。また、予備的に得られたRNAにてナノポアシークエンス解析をおこない、必要RNA量や純度を検討する。
(理由)感染事故によるマウス殺処分のため研究遂行が不可能であった。また、コロナウィルスによる学会関連の中止が相次ぎ、旅費等の支出が無かった。(使用計画)細胞ピッキングのための蛍光顕微鏡購入に充てる。
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