• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2021 年度 研究成果報告書

外界情報が神経新生を制御する海馬広域神経回路の同定

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 19K06924
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分46020:神経形態学関連
研究機関九州大学

研究代表者

山田 純  九州大学, 医学研究院, 講師 (70582708)

研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2022-03-31
キーワード神経新生 / 海馬 / メマンチン
研究成果の概要

海馬歯状回では発達後も顆粒細胞が産生され、神経回路の再編が行われている。生体海馬神経新生といわれるこの現象は、環境やストレス、薬物などの外界 (外部) 情報の影響を受けることが知られている。本研究では、抗認知症薬メマンチンに着目した研究を行い、メマンチンの認知機能改善作用には、コンドロイチン硫酸量の増加を作用機転とする海馬神経新生の促進が関与している可能性を明らかにした。

自由記述の分野

神経解剖学

研究成果の学術的意義や社会的意義

海馬神経新生の増加は、認知症・うつ病などの治療に応用できる。本研究の結果は、神経新生の視点からメマンチンの作用機序を明らかにしたものであり、超高齢化社会において社会生活を営む上で必要な脳機能の維持やメンタルヘルス向上のための基礎的な知見となりうる。

URL: 

公開日: 2023-01-30  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi