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2022 年度 研究成果報告書

マーモセット発声修飾神経基盤の解明:1次運動野・前運動野の機能解析

研究課題

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研究課題/領域番号 19K06949
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分46030:神経機能学関連
研究機関国立研究開発法人理化学研究所

研究代表者

節家 理恵子 (市原理恵子)  国立研究開発法人理化学研究所, 脳神経科学研究センター, 研究員 (30532535)

研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2023-03-31
キーワードマーモセット / 発声
研究成果の概要

本研究の目的は、マーモセットの随意的発声に寄与する、一次運動野・前運動野の神経細胞の同定と、その投射先を明らかにすることである。そこで(1)マーモセットに随意的な発声を促すための発声課題の構築、(2)1次運動野・前運動野の口腔顔面領域に対して、電気刺激を用いたマッピング、(3)運動課題を遂行中のマーモセットを用いた、一次運動野・前運動野を対象にした広域2光子イメージング計測系の構築を行った。今後は発声課題を遂行中の個体を用いて一次運動野・前運動野を対象とした広域2光子イメージング計測を行い、随意的発声に寄与する神経細胞群の同定を行う予定である。

自由記述の分野

神経生理学

研究成果の学術的意義や社会的意義

ヒト以外の哺乳動物で、随意的発声を促すための発声課題の構築はこれまで、マカクサルとマーモセットでしか行われておらず、マーモセットを対象とした発声課題の遂行は世界でも1例しか報告がない。本研究によって、随意的発声における前頭葉神経活動計測の研究基盤を整えたことにより、今後随意的発声に寄与する神経回路を明らかにすることが可能になり、ヒトにおいて喉頭筋等の発声器官に損傷が見られないにもかかわらず、発声障害がみられる疾患等の神経基盤の解明の一助となることが期待される。

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公開日: 2024-01-30  

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