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2021 年度 研究成果報告書

プロテアソーム不全時のO-GlcNAc修飾亢進による新規恒常性維持機構の解明

研究課題

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研究課題/領域番号 19K07062
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分47030:薬系衛生および生物化学関連
研究機関東京大学

研究代表者

濱崎 純  東京大学, 大学院薬学系研究科(薬学部), 助教 (80533588)

研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2022-03-31
キーワードプロテアソーム / ユビキチン / O-GlcNAc
研究成果の概要

プロテアソームは細胞内タンパク質の分解に働き全ての真核細胞で必須の役割を担うタンパク質複合体である。申請者らが独自に確立した生理的プロテアソーム不全を模した実験系で実施した哺乳類培養細胞での遺伝学的探索により、プロテアソーム不全時の細胞における恒常性維持にO-GlcNAc修飾の亢進が重要であることを見出した。本研究ではこの具体的な分子機構を解明すべく、質量分析や遺伝学探索により同定した重要因子の役割や生理的な重要性について検討を行った。その中で実際にプロテアソーム機能の調節に働く因子を見出し、大まかな機能解明を終えることができたが、詳細の検証や、より発展的な研究拡大の必要性が生じている。

自由記述の分野

タンパク質分解

研究成果の学術的意義や社会的意義

哺乳類プロテアソームの機能制御や生理機能についてはまだ未解明の部分が多く、プロテアソーム機能不全が関与すると考える広範な病態発症の基本原理の理解には課題が多いのが現状である。本研究においてプロテアソーム不全時にどのような細胞応答が生じるかを明らかにし、それを担う新たなプロテアソーム制御因子の同定と機能解明を進めたことは学術的にも重要性は高く、治療アプローチの作用点として今後研究が発展することで応用研究の基盤としても将来性が高い。

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公開日: 2023-01-30  

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