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2022 年度 研究成果報告書

プロスタグランジンD2の非アルコール性脂肪肝炎における役割の解明

研究課題

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研究課題/領域番号 19K07096
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分47040:薬理学関連
研究機関旭川医科大学

研究代表者

結城 幸一  旭川医科大学, 医学部, 准教授 (80302420)

研究分担者 今道 力敬  旭川医科大学, 医学部, 助教 (00570194)
研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2023-03-31
キーワード非アルコール性脂肪肝炎 / プロスタノイド
研究成果の概要

非アルコール性脂肪肝炎(NASH)におけるプロスタグランジン(PG)D2の役割を解明するため、本研究ではPGD2の受容体であるDPが欠損したマウスとメラノコルチン4受容体(MC4R)が欠損したマウスをかけ合わせたMC4R/DPダブル欠損マウスを用い、高脂肪食と四塩化炭素による短期NASHモデルと、長期間高脂肪食を負荷する長期NASHモデルを施行し解析を行った。その結果、NASH発症時の肝線維化に対し、PGD2が線維化促進に働く可能性が示唆された。

自由記述の分野

薬理学

研究成果の学術的意義や社会的意義

食の欧米化や生活習慣の変化により、日本人の肥満率は上昇し、メタボリックシンドローム(MetS)となる患者が増加している。非アルコール性脂肪肝炎(NASH)は、MetSの患者において肝臓で現れる病気の状態であり、飲酒歴がないにもかかわらずアルコール性肝疾患に類似した肝組織像を示す。NASHは、放置すると肝臓のダメージの指標である線維化が進行し、肝硬変、肝がんと病状が悪化していく。本邦においてもその患者数は増大しているが、効果的な治療薬はまだ存在しない。よってNASH発生メカニズムの解明は、学術的にも社会的にも意義のあるものである。

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公開日: 2024-01-30  

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