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2021 年度 研究成果報告書

エネルギー代謝制御における、AM、AM2の機能分化と相互作用の解明

研究課題

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研究課題/領域番号 19K07317
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分48030:薬理学関連
研究機関信州大学

研究代表者

神吉 昭子  信州大学, 学術研究院医学系, 助教 (10397309)

研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2022-03-31
キーワードアドレノメデュリン / アドレノメデュリン2
研究成果の概要

生理活性ペプチドであるアドレノメデュリン(AM)は、脂肪細胞の分化やエネルギー代謝を制御することをこれまでに明らかとしてきたが、アドレノメデュリン2(AM2)については、循環調節においてAMと類似した作用を持つが、代謝制御における意義は明らかでない。本研究では、代謝制御におけるAMとAM2の機能分化と相互作用を解明するため、AM2ノックアウトマウス(AM2-/-)を作製し、メタボリックシンドロームにおける病態生理学的意義を解析することにより、エネルギー代謝制御にAMと同様にAM2が関与する可能性を示した。

自由記述の分野

代謝学

研究成果の学術的意義や社会的意義

AMとAM2は、血管拡張作用などの循環調節作用を有するなど、共通の作用を持つ反面、両者の分布や発現量は組織により異なっている。これまでにAMの生理作用については多く報告されているが、AM2の生理作用については不明な点が多い。両者は受容体活性調節タンパクRAMPを共有することから、代謝関連組織におけるAMとAM2の機能分化と相互作用を明らかにすることにより、メタボリックシンドロームの治療法開発に展開することが期待される。

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公開日: 2023-01-30  

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