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2021 年度 研究成果報告書

高解像度エピトープマッピングを駆使した分子標的薬の創成:眼内線維化の新規治療戦略

研究課題

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研究課題/領域番号 19K07387
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分49010:病態医化学関連
研究機関岐阜薬科大学

研究代表者

中村 信介  岐阜薬科大学, 薬学部, 講師 (80815613)

研究分担者 鎌田 春彦  国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所, 医薬基盤研究所 創薬デザイン研究センター, プロジェクトリーダー (00324509)
原 英彰  岐阜薬科大学, 薬学部, 学長 (20381717)
研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2022-03-31
キーワード加齢黄斑変性 / 脈絡膜血管新生 / 線維性瘢痕 / 線維化 / 網膜色素上皮細胞
研究成果の概要

レーザー誘発脈絡膜血管新生モデルマウスの網膜色素上皮において、collagen-1で標識された線維性瘢痕の内部もしくは近傍でProtein Xの明瞭な局在が確認された。さらに、Protein Xが網膜色素上皮細胞の線維化を促進することを明らかにした。Protein Xにおける機能エピトープ領域構造を特定し、既存抗体よりも中和活性に優れた機能抗体の創出に成功した。

自由記述の分野

薬理学

研究成果の学術的意義や社会的意義

滲出型加齢黄斑変性の慢性期では、脈絡膜血管新生に伴う線維性瘢痕が形成され、不可逆的な視力低下を引き起こすことが知られる。しかし、眼内線維化病態の発症及び進行を防ぐ治療法は未だ確立されていない。本研究で作製した抗X抗体は線維性瘢痕を対象にした滲出型加齢黄斑変性の長期治療マネジメントに有用な治療薬になる可能性が期待できる。

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公開日: 2023-01-30  

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