研究課題/領域番号 |
19K07456
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分49020:人体病理学関連
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研究機関 | 群馬大学 |
研究代表者 |
小山 徹也 群馬大学, 大学院医学系研究科, 教授 (50233622)
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研究分担者 |
片山 彩香 群馬大学, 大学院医学系研究科, 助教 (60815695)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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キーワード | 乳癌 / トリプルネガティブ / 次世代PCR / パネル診断 / 病理組織 |
研究成果の概要 |
前回の科研費によって培養細胞を使ったshRNA解析およびRNA sequence解析によりTN乳癌関連遺伝子を発見し、両方法で重複した7遺伝子が同定された。その候補を臨床検体の免疫組織学的解析およびCell Lineを用いた機能解析を加えた。TN乳癌の組織学的亜分類など形態学的所見への回帰が重要な目的であったが、解析がその複雑さのため、最終段階には至らなかった。しかし今後は、候補の多重染色解析とAIを用いた解析が必要であるという方針のもと、すでに研究を開始している。
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自由記述の分野 |
人体病理学
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
TN乳癌は多様な種類の癌を含む一群で、ホルモン療法、分子標的療法抵抗性で、特に治療に関連した組織学的亜分類を見出すことが重要である。今回TN乳癌に関連する複数の遺伝子を見出し、臨床病理学的検討を加え、できればパネル診断まで発展できればと研究を進めた。今後の方針として、候補遺伝子の多重染色とAIを用いた解析が必要と考える。
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