研究実績の概要 |
電子顕微鏡でBNBを構成する神経内膜内の血管内皮細胞の検討を行った.血管内皮細胞の病理変化を確認するとともに,既報告の病理学的検討方法(Kanda T, et al. Neurology 2000)に準じて,血管密度,平均血管内皮細胞面積,平均血管内腔面積,平均血管内皮細胞数を定量的に検討した.さらに神経内膜内血管の血管内皮細胞間tight junction破綻の有無を1末梢神経につき60か所以上観察することで定量的に評価して,BNB破綻の分布を明らかにする.次に非細胞性バリアーの検討として,CIDP病型ごとに前年度同定した神経内膜内小血管基底膜に発現するラミニン鎖の免疫組織染色を施行した.電子顕微鏡で血管基底膜の病理変化の評価と血管基底膜の厚さの定量化を行って,炎症性・免疫性ニューロパチー以外の末梢神経検体のデータと比較検討した.
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