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2021 年度 研究成果報告書

多機能新規3細胞間局在分子異常による癌の悪性化のメカニズム解明

研究課題

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研究課題/領域番号 19K07464
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分49020:人体病理学関連
研究機関札幌医科大学

研究代表者

小島 隆  札幌医科大学, 医学部, 教授 (30260764)

研究分担者 幸野 貴之  札幌医科大学, 医学部, 講師 (10374563)
研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2022-03-31
キーワード3細胞間タイト結合分子 / Angulin-1/LSR / claudin-2 / EGFシグナル / TGF-betaシグナル / HDACシグナル / 癌悪性化 / HDAC阻害剤
研究成果の概要

多機能3細胞間タイト結合分子angulin-1/LSRは、上皮バリアの維持および細胞集団の安定化に重要な役割を持つと考えられている。さらにangulin-1/LSRは、3細胞間において様々な機能分子と相互作用をし、その発現変化は様々な癌の悪性化への関与が考えられる。そこで我々が確立したヒト正常上皮細胞およびLSRを高発現している癌細胞株を用いて、LSR/ASPP2/PAR3/YAP蛋白複合体の正常および癌細胞における役割および発現調節メカニズムを多面的に解析した。結果、angulin-1/LSRは、様々な癌細胞において多種の細胞内シグナルを介して調節され、悪性化抑制に関与していると考えられた。

自由記述の分野

細胞生物学

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究成果は、多機能新規3細胞間タイト結合分子angulin-1/LSRの癌細胞における発現調節機構および役割が解明できただけでなく、COVID-19感染を始めとして炎症などの重症化疾患における役割の解明さらに、治療効果のある既存および新規物質のスクリーニングにも役に立つと考えられた。

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公開日: 2023-01-30  

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