クロスリンカーとしての機能を持つ非天然アミノ酸を導入する方法を髄膜炎菌において確立し、髄膜炎菌における解析方法の拡大に成功した。また、それらの方法を用いて、遺伝学的手法により磁膜炎菌の宿主細胞に深く関与すると推測されたNMB1345の機能解明を実行し、髄膜炎菌の宿主細胞感染に主要な機能を果たす線毛の主成分であるPilEタンパクと密接に生体内におけるNMB1345(PilE-assisiated molecule A:PamAと命名)とPilEの相互作用により、PamAは髄膜炎菌の線毛形成に関与する新規の髄膜炎菌の病原性機構を明らかにすることが出来た。
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