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2021 年度 研究成果報告書

MIT/TFEファミリー変異がんにおけるエンハンサーリプログラミングの意義

研究課題

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研究課題/領域番号 19K07702
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分50010:腫瘍生物学関連
研究機関公益財団法人がん研究会

研究代表者

田中 美和  公益財団法人がん研究会, がん研究所 がんエピゲノムプロジェクト, 主任研究員 (70345883)

研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2022-03-31
キーワード骨軟部腫瘍 / 融合遺伝子 / スーパーエンハンサー / 血管新生 / MIT/TFEファミリー / マウスモデル / マイクロデバイス / ASPL-TFE3
研究成果の概要

胞巣状軟部肉腫(ASPS)は全症例で融合遺伝子(ASPL-TFE3: AT3)の形成があり、これが発症原因である。AT3とスーパーエンハンサー(SE)との特異的な相互作用、特にASPSの特徴である血管形成機構を明らかにすることで、発がんや血管新生の責任分子を標的とした治療法開発のシーズ獲得を目指した。具体的には、CRISPRエピゲノムスクリーニングにより、AT3が制御する発がんに必須なSEとその標的遺伝子を同定し、それらがASPSの発症や血管形成、転移においてどのような役割を担っているのかをマウスモデルとマイクロ流体デバイスを用いて解析を行った。

自由記述の分野

腫瘍生物学

研究成果の学術的意義や社会的意義

胞巣状軟部肉腫(ASPS)の生体内での維持と転移には、腫瘍と血管の密接な相互作用が不可欠であるが、既存の抗がん剤の効果が乏しいことから、ASPSでの血管形成機構の解明が治療開発に最重要であると考えた。本研究課題の成果により治療標的を見出した。現在は創薬シーズの獲得に向けて研究を推進している。

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公開日: 2023-01-30  

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