研究課題/領域番号 |
19K07752
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分50020:腫瘍診断および治療学関連
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
伊藤 孝司 京都大学, 医学研究科, 特定病院助教 (10378656)
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研究分担者 |
小池 薫 京都大学, 医学研究科, 名誉教授 (10267164)
増井 俊彦 京都大学, 医学研究科, 准教授 (20452352)
上本 伸二 滋賀医科大学, 医学部, 学長 (40252449)
平川 慶子 日本医科大学, 医学部, 非常勤講師 (30165162)
柚木 知之 京都大学, 医学研究科, 准教授 (50639094)
金涌 佳雅 日本医科大学, 大学院医学研究科, 大学院教授 (80465343)
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研究期間 (年度) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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キーワード | NMRモード解析 / 膵がん / 胆管がん |
研究成果の概要 |
NMRモード解析では128人のボランティア血清を用いて、若年(40歳以下)と高齢(65歳以上)の判別を従来のNMR手法より高い判別能で識別することができた(R2 =0.994, Q2 =0.936)。また、膵がんと非がん患者の識別(R2=0.989, Q2=0.948)および膵がんの治療予後不良群の識別(R2=0.989, Q2=0.914)においても、外科治療前血清を用いて従来の腫瘍マーカーよりも高い有用性をもって判別可能であった。
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自由記述の分野 |
肝胆膵外科
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本法は、従来のNMRメタボロミクスなどの化学分析とは全く異なる、物性分析による血清検査法である点が特徴であり、従来困難であった膵臓がん、胆管がんの血清診断法を、全く新たな手法で開発する点に独自性があり創造性のある研究である。本法は膵がん、胆道がんにおいて非がん患者との判別ができ、治療予後不良群の特定のみならず、治療選択肢に直接関わるリンパ節転移などの因子を、外科治療前に血清を用いて非侵襲的に予測できる可能性が示唆された。
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