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2021 年度 研究成果報告書

ストレス下で心を平穏に保つための脳神経回路

研究課題

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研究課題/領域番号 19K07799
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分51020:認知脳科学関連
研究機関鹿児島大学

研究代表者

城山 優治  鹿児島大学, 医歯学域医学系, 助教 (90456195)

研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2022-03-31
キーワード扁桃体 / ストレス / 情動
研究成果の概要

本研究計画は、情動機能を司る脳部位である扁桃体に隣接したAmygdalostriatal Transition Areaが、ストレス負荷下で心の平穏を保つ機能があるとする仮説の立証である。そのために、脳の領域特異的な神経活動操作を行うが、この脳領域は非常に小さいため、単純な局所注入を通じた操作では必要十分な領域操作ができない。そこで二つの遺伝子プロモーター下で組み換え遺伝子Creを発現するマウスを入手し、その上で操作を行った。結果として、Amygdalostriatal Transition Areaを抑制的に操作すると過剰な情動表出が認められる傾向にあった。

自由記述の分野

脳神経科学

研究成果の学術的意義や社会的意義

長期的な強いストレスが心身を蝕むことは広く知られるが、一時的なストレスであってもその後の数分、数時間に渡って心の平穏が乱れる。それを抑制し、心の平穏を保つ能力には個人差があるが、足りないと過度な緊張に苛まれたり判断ミスを引き起こし、それに伴う経済損失は計り知れない。本研究は、その様なストレス下での情動調節を担う脳神経回路を解明することが目的である。
本研究は純粋な基礎研究ではあるが応用の余地は広く、その礎になるものと考えられる。

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公開日: 2023-01-30  

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