研究課題
神経細胞を支持する役割を果たすアストロサイトは、損傷などの脳環境の破綻により活性化する。特に炎症性サイトカインに応答して誘導される「障害性活性化アストロサイト」がどのように誘導されているのか、網羅的遺伝子発現変動解析およびクロマチン免疫沈降シークエンス解析などにより、アストロサイトの形質転換制御機構を明らかにした。さらに「障害性活性化アストロサイト」が存在しているアルツハイマー病モデルマウスを用いて、活性化アストロサイトを制御することによる疾患治療の可能性を提示した。
すべて 2021
すべて 学会発表 (1件) (うち招待講演 1件) 産業財産権 (2件) (うち外国 2件)