HBVが肝細胞に侵入する時,肝細胞表面に発現するNTCPを介して肝細胞の中に取り込まれる.miR-6126をトランスフェクションすると,NTCPの発現が抑制されることを明らかにすることが出来た.すなわち,miR-6126がHBVの肝細胞への感染を抑制する可能性が示唆された.次に,miR-6126の標的遺伝子を探索したが,時間的かつ予算的制約により,不可能であった.以上の成果をアメリカ微生物学会の学会誌の一つであるMicrobiology Spectrum誌に投稿し,現在Major revisionとなっている.
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