• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2022 年度 研究成果報告書

腸内細菌叢に着目した統合失調症のmortality gap回復と新たな治療戦略

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 19K08068
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分52030:精神神経科学関連
研究機関新潟大学

研究代表者

須貝 拓朗  新潟大学, 医歯学系, 客員研究員 (40571914)

研究期間 (年度) 2019-04-01 – 2023-03-31
キーワード統合失調症 / 低体重 / 多剤併用 / 残存歯数 / 身体リスク
研究成果の概要

統合失調症患者の平均余命が一般人口よりも短いことが広く知られている。我々はその要因の一つとして低体重という身体的問題に着目し、抗精神病薬の多剤併用や統合失調症患者の残存歯数が影響していると仮説を立てた。入院統合失調症患者の残存歯数と抗精神病薬数がBMIに与える影響について検討したところ、残存歯数が少ないほど、そして内服している抗精神病薬の数が多いほどBMIが低くなっていた。

自由記述の分野

精神神経薬理

研究成果の学術的意義や社会的意義

日本の入院統合失調症患者において低体重・低栄養の割合が高いという事実を確認したのは、我々の報告が初めてである(Sugai et al. 2015)。同集団を対象として身体リスク軽減を目指した治療法を模索することは極めて重要である。
本研究により、統合失調症患者における低体重・低栄養ひいては死亡リスクの増大につながる要因を確認できれば、患者やその家族、医療従事者の問題意識を高め、その予防策の検討・実施につながると考えられ学術的、社会的な意義も高い。

URL: 

公開日: 2024-01-30  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi